今まで当たり前のように日々続いていた日常が、
こんなに不確かになってしまった経験は、
戦後に生まれた私たちには初めてのことだと感じます。
事態を見極める感覚が、
すごく試されていると思いました。
刻々と変わる情報は、
おさまらない余震のように、
私たちの気持ちを揺れ動かします。
私も不安で何かしなくてはと走り出そうと心がはやります。
その時には、「被災地の方々」を心にしっかりと思い浮かべるようにしています。
原子炉の最前線で、身を挺して解決に向かおうとしている方々を思う浮かべます。
現実の厳しさは遠く離れても、
祈ること、その厳しさを思うことで少しでも何かできればと、
私と皆様同じお気持ちでいられるのではないでしょうか?
今を引き受ける強さをしっかり持って、
一日一日を過ごしてゆきたいと思います。
東急ハンズの博多店がオープンしてスタッフが11日~博多の店頭にいました。
福岡で携帯の充電器をあるだけ買い求め、今日になりましたが被災地に送ることができました。
宮城に支援物資を送るチャンネルがあり、その輸送に私たちの会社のスタッフが一人派遣することができました。
昨日そのスタッフが東京にもどり、今朝、現地の様子を聞きました。
海岸から遠くはなれた地域でも、電気、ガス、水道はすべて遮断されているとのこと。
当然、一番の災害地へのルートはまだ途絶されているそうです。
被災地へ物資が運ばれる集積地に今支援物資がどんどん運ばれているそうです。
被災地の皆さま、今晩のこの厳しい寒さの中、どれほどお辛い時をお過ごしでしょうか。
皆様のことを日本中の方がともにその厳しさを偲んででおりますことで、
皆様がこの夜を耐え忍ぶよすがとなりますことをせつに願っております。
長くなりますが、
テレビの中継で拝見した福島の避難所にいた女性のことが忘れられません。
ご主人が東京電力の方で、今まさに原子炉の付近で作業しておられるとのこと。
「主人は覚悟しております」と言われました。
そしてどうか生きていって欲しいとメールがあったそうです。
その女性も「私も覚悟しております」とおしゃられました。
きっと今ことにあたっている多くの方が、ご自身の身を顧みることなくご尽力をされているのだと思います。
そうした方々の力があって、今、事態は厳しくとも踏みとどまっています。
日本人であることの誇りを思い出させていただいています。
どうかこの試練が、この試練があったからこそといえる日が来ますように、
私もしっかり事態に向かいあいたいと願っています。